本書は別モノです
資産運用の本には、「うさん臭い」「分かりにくい」
というイメージを持っていました(笑)
しかし、本書は別モノです。
誠実で分かりやすい!
「資産運用」というと
富裕層の特権と思いきや、
どうしてどうして、
この本を読んでイメージが変わりました。
「自分年金作りの専門家」である著者が、
手取り18万円、給料の1割から可能な「資産運用の方法」を
手取り足取り教えてくれます。
帯には「投資の“超”入門ガイド」とありますが、
この文句に偽りはありません。
「なぜ資産運用が必要なのか?」という根拠から
投資の種類、実際の取引方法、
メリット&デメリット、リスク回避の方策まで、
知りたい情報がもれなく書かれています。
財政、税金、銀行、外貨、
為替、預金、投資……などなど
金融・経済のこともよ〜く分かる!
「資産運用」の本でありながら
「金融・経済の教科書」としても、
かなり役立ります。
必要以上に不安をあおるでも、
耳障りのいいことばかりを書くでも、
オイシイ話を持ちかけるでもありません。
それどころか「資産運用」の
リスクやデメリットを
「そこまで書いて大丈夫なの?」と
こちらが心配になるほど書いています。
もちろん、それにもかかわらず、
「資産運用」の有用性と正しい筋道が理解できて
「できることから始めよう!」と思えてしまうところが、
この本のスゴいところです。
さっそく私も、できることから取り組んでみます。
投資ビギナーはもちろん、
金銭面で将来に不安を感じている方、
投資で失敗経験のある方などにお勧めします。